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相手をトランスへ誘うテクニック

伝え方のすゝめ
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ミルトンモデルの真骨頂「あいまいさ」を武器にする

 

情報は正確には伝えられない

 

この記事で紹介するのは、ミルトンモデルの1つである「省略」「歪曲」「一般化」をうまく使う方法です。

 

実は人間は、情報を出力する(伝える)とき、「省略」「歪曲」「一般化」という3つのゆがみを持って情報を発信しています。私たちがどれだけ客観的で、正確無比な情報を伝えようとしても、出力する過程で必ずゆがみが出てしまうのです。

そして、そのゆがんだ情報を受け取った相手は、ゆがみによって不足した情報を自分の経験によって補うということを、無意識のうちにしています。

つまり、情報の受け手は、相手の話をありのままに理解しているつもりでも、ある程度の部分、自分勝手に解釈してしまっているのです。

 

本記事で解説するテクニックは、この”ゆがみ”を逆に利用し、催眠言語として活用するものです。わざとあいまいな言葉を使って、相手に情報を補わせることで、YESを取りながら潜在意識に強く働きかける方法です。

 

 

「前提」を挿入するという魔法の方法

日常でもよく使われる「前提挿入」


暗示の中でも比較的よく使われるのが、「前提挿入」というテクニックで、事実を故意に歪曲するテクニックです。

たとえば、次のような文章があります。

「商品を購入する前によく検討してください。」

何気ない文章ですが、よくよく考えると「購入する」という行為が前提となっています

相手が検討するのは商品を購入する前ということになり、つまりは、否応なしに商品を購入したあとの自分をイメージするということになります。

 

商品を購入してもらうときに重要なのは、お客様にその商品を購入するイメージをしてもらうことです。

この文章を読ませることで、商品を購入するイメージへと自然に誘導することができるのです。

これが前提挿入のテクニックです。

 

前提を上手に挿入するワザ

前提を挿入する方法は数多くあります。ここでは、とくに使いやすい4つの方法を紹介しましょう。

①時間に関連する言葉を使う

まず時間に関する言葉を使う方法です。たとえば、次のような言葉です。

~前に、~のあとに、~しながら、はじまる、終わる、すでに、まだ

広告文などで「あなたはまだ、高い費用を払い続けるのですか?」と書けば、「今、あなたは高い費用を払っているんですよ!」と感じさせて、話を展開することができます。

 

②順番に関連する言葉(序数)を使う
最初に、2番目に、最後に、先に

たとえば、セミナーのアンケート用紙に、

「今日のセミナーの中で、家に帰られたら、まず最初に何からはじめられますか?」

と書いておけば、相手に「それなら最初はあれかなぁ」と実行する自分をイメージさせることができます。

 

③ A or B を使う

相手に選択肢を与える方法です。

AかB、AやBあるいはC、さもなくば、または

選択肢を与えることで、少なくともいずれか1つがなされることを前提としてしまうというやり方です。

 

④自分の気づきを話す

自分の気づきを伝えるという形を取り、内容のすべてを前提にする方法があります。

知る、気づく、わかる、理解する、注目する

これらの言葉はたいへん便利で、文章のすべてを前提にすることができます。

「あなたががんばり屋さんであるということを、私は知っています。」

この文章は実は、「私は、あなたにがんばってほしいと思っている」というメッセージを送っていることになるのです。

 

接続語で相手をリードする「リンキング」

簡単に人をリードできる

催眠誘導の達人たちがよく使うテクニックに、「リンキング(結合法)」と呼ばれるものがあります。

具体的には、接続語=連結後をうまく使って、現実と望む方向をつないでいくという手段を取ります。

たとえば、

あなたは私の考えを知り、そして、ますます好奇心がそそられていくでしょう。

 

リンキングの効果的な使い方

本来は因果関係を持たない2つの事柄を、半ば強引に結合=リンキングすると、潜在意識の抵抗を受けずに相手に働きかけることができます

リンキングの具体的な3つの方法を紹介しましょう。

 

①「そして」を使って同一性を暗示する

1つめは、「そして」を使って、単純に文章をつないてしまう方法です。

あなたはこの手紙を読むことで、○○の悩みについての解決法を知ることになるでしょう。そして、この手紙を読み終えるころ、第一歩を踏み出す大きな決断をするに違いありません。

 

②「~によって」「~だから」「~ながら」で原因を暗示する

2つめは、原因を暗示する方法です。

催眠言語のパターンを学んでいくうちに、創造的な使い方ができるようになります。

 

③「AがあなたをBにする」という言い回し

これは、より直接的に因果関係で結んでしまう方法です。

今の決断が、2年後のあなたの年収を2倍にすることでしょう。

 

話を鵜呑みにさせる「普遍的数量詞」と「名詞化」

大雑把に一般化して説得する

普遍的数量詞」とは、「あの人はいつも人の話を聞かない」という文章の”いつも”という言葉。

「すべて」「いつも」「常に」「どこでも」「誰も」などの言葉がそれにあたり、現象を一般化する力を持ちます。

みなさんそうしていただいております。

 

話を鵜呑みにさせたいときに効果的

普遍的数量詞の持つ効果は、相手が話を鵜呑みにしやすいことです。

あの先生のセミナーはいつも盛り上がるのよ

と言われると、「セミナーのうまい先生なんだな」と自然に認識します。

 

「○○的」という表現で納得させる

うちの上司は、私の意見を否定します

あなたは、こう聞き返したくなるのではないでしょうか。

何をどのように否定するのですか?

ところが、次のように言い換えるとどう感じるでしょうか。

うちの上司は、私の意見に否定的です

動詞を名詞化したとたん、すんなり納得できるようになります。

同様に「○○性」として名詞化ができます。

「協調性がない」など。

 

まとめ
  • あいまいな言葉を巧みに利用する「ミルトンモデル」で意識に働きかける
  • 相手に取ってほしい行動を「前提」として文章に挿入する
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