まずはこちらから!大学生による就活の現実とは

就職活動の現場から【大学3年生の自分】

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就職課や進路指導課の役割

大学生は、3年生になると、いやでも就職のことを考えなくてはならない。なぜなら現在の新卒者採用の仕組みがそうさせているからです。

厳しい入試を終えてめでたく大学生になってからの2年間は、夢のように過ぎます。しかし、その夢もつかの間。3年生の秋になると、就職のために何を準備し、どのような心構えで試験に臨むのか、第一、公務員になるのか、教職に進むのか、あるいは、どこの企業に狙いを定めたらいいのか、それらの答えを、学生たちは自分で見つけ出さなければなりません。

大学では、学生の就職活動へのアドバイスを、学内の就職課や進路指導課といった専門部門に任せていて、特別の場合をのぞき、教職員が直接就職指導にあたることはないです。いや、むしろ多くの教職員は、学生の就職には無関心でさえあります。

一方、就職活動を指導する立場の就職課などでは、公務員、教職員、一般企業などの募集データを揃え、エントリーシートの書き方など細部に至るまで、涙ぐましい支援を行っているところもあります。

しかし、彼らの中にもまた、一般企業んなどでの実務経験者が不足しており、どのような企業がどのような学生を欲しているのか、就職に向けて学生をどのように指導していったらいいのかについて試行錯誤を繰り返しているのが実情であります。

 

就職は学生自身の問題だ

学生が就職課を訪れ、自ら就職活動に熱心にならなければ、せっかくの就職課のデータも、周到な準備も、宝の持ち腐れとなってしまいます。

しかし、自らの人生の道を真剣に考えなければならない学生自身が、自分の将来を、就職課など他人任せにしているところが問題なのです。就職活動は、自分の問題であり、自分の問題は、いつでも自分で解決しなければなりません。

だから大学を卒業したらどうするのかは、とにかく自分で真剣に考え、いますぐに行動を開始しなければならない。そのためにも、あなたの大学の就職課をいますぐ訪れてください。

 

企業が学生に求める資質とは

高度経済成長期の日本企業は、そこそこの能力のある学生なら、とにかく入社させて、数年間の実務見習いでじっくりと育て上げる余裕がありました。しかし、経営環境がめまぐるしく変わる現代では、入社したらすぐ現場に送り込み、いわゆるOJT(On the-Job Training)によって、できるだけ早く即戦力に仕上げていかなければなりません。

だから、

  • どんな厳しい環境にも耐えられる体力と精神力
  • 人に頼らずに自分で考え率先して行動できる豊かな自立心
  • 既存の仕事に対する完全提案や新しい仕事についての挑戦力
  • チームワークを組んで他人と協力していけるコミュニケーション能力
  • 人を束ね引っ張っていけるリーダーシップ

など学生に求める素養や能力はどうしても高くなります。

 

新卒が辞める理由

大学で学んだ(というより、ほとんどの学生は、大学にいた)ことが、そのまま通用するほど、社会は甘くない。それが証拠に、入社後の新人社員研修の厳しさに誰もが悲鳴を上げます。

入社後、2~3年で辞めていく学生の多くは、「この仕事は自分にあっていない」ことを理由にしますが、その本当の意味は「社会ってこんなだとは思わなかった」といったところです。社会に対する認識が甘いまま卒業し、現実に負けたのです。

 

受け入れられなければ「実力」を発揮できない

現代は、「実力社会」だといわれていますが、「実力」とは具体的に何を指すのかについて、正確な定義があるわけではありません。自分には「実力」がある、といくら思っても、他の人がそれを認めなければ、持っている力を発揮するチャンスがない、というのが社会というところです。

自分の持っている力を発揮できるようになるには、まず社会という組織に受け入れられ、働くための環境を獲得する必要があります。そして、その環境の中で、他の人と違った優れた能力を表現することができれば、それがその範囲内での自分の「実力」となるわけです。

 

「個性」という言葉にだまされるな

企業は判で押したように「個性のある学生が欲しい」といいます。そこで、「周りの環境に左右されず好き勝手に生きたい」、だから「いつも創造的で自分らしさを発揮できる仕事に就きたい」などと、強く思っている学生ほど企業が唱える「個性的な学生」という言葉に飛びつくのです。

たしかに、採用担当者も個性豊かな学生を選んで、さらに上席者の面接へ進ませたいとまじめに思っているかもしれない。でも会社の上層部の面接に進むにしたがって、学生の個性がその会社の「社風」に合わないと言い出す役員などが出てくるのです。

つまるところ、会社の風土を変えたい、革新的な元気のいい学生がほしい、と言っておきながら古い伝統ある老舗の企業などでは、案外会社の内部が保守的で「個性」を受け入れられる土壌ではない場合があるのです。

このような上席者の個性に対する許容範囲を、採用担当者はわかっているから、許容範囲を超える個性派の学生を上申することがあまりないのです。個性的な学生を採用したい企業が、個性的であることを理由に不採用にするのです。

 

就職活動の主な流れ

4~7月(準備期間)
  • 就職の一般的な心構え
  • 就職活動用ノート作成
8月(情報収集)
  • 就職情報サイトへの登録
  • インターンシップ参加
  • 一般常識を身につける
  • 自分の長所・短所分析
  • 自分史の作成
9~10月(就職活動開始)
  • 自己分析まとめ
  • 「売りネタ」づくり
  • 企業研究、業界研究開始
  • 自己PR用シナリオ作成
  • 自己PR実践練習
  • グループディスカッション実践練習
11月(情報収集)
  • 履歴書準備
  • エントリーシート準備
  • SPI対策
  • 自己PR総仕上げ
12~2月(企業エントリー開始)
  • リクルートスーツ用意
  • 会社説明会出席開始
  • エントリーシート提出
  • 会社説明会、セミナー参加
3~6月(受験開始)
  • 筆記試験・面接
  • 選考ピーク
  • 内々定、内定開始
  • 内々定、内定
10月(内定式)

 

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